2011年07月20日

カードの合体1

サイフの中でカードがあふれかえりませんか?
銀行のキャッシュカード,クレジットカード,スーパーのポイントカード,各種会員カードなど。
それぞれが複数あるので,カードがいっぱいになります。
他に,乗り物系のカード(イコカとかスイカとか)とかもありますし。
これらを適宜合体させられないか,仮にそうできるとすごい便利。
最初から一体のものはいくつかあります。服屋のポイントカードとクレジットカードが一体になっているものとか,銀行のキャッシュカードにクレジット機能が付加されているものなんかです。
ここでイメージしているのは,利用者が自由に,カードを合体させるサービスです。
例えば,A銀行とB信用金庫,郵貯のキャッシュカードを持っているとして,A銀行のカードには,クレジット機能もついているとします。利用者は,これらのカードを,ある場所(サービスポイント)に持ち込めば,これらの機能だけを合体した新たなカード1枚をもらえるというものです。
すべての金融機関,信用供与機関は,このサービスに登録しなければならないことにします。
すると,顧客が望めば,銀行での預金をおろすことも,電車や地下鉄に乗ることも,車の免許やパスポートも究極的には一枚のカードで済むことになります。嫌な人は,別々のカードのまま持てばよいですし,サイフの中は整理されます。
これは,直接の個別のサービス(例えば,改札を通るなど)の機能を新しいカードに取り込むだけで,取り込んだ機能間での調整は不要です。すなわち,スルット関西のカードを一体化カードに取り込んだからといって,お金が足りなくなった場合に,自動的にVISAカードからクレジットでキャッシングされるわけではありません。VISAのキャッシング機能を使うには,それが使えるATMに当該カードを挿入しなければならないのです。
posted by mio at 12:20| Comment(0) | ビジネス
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]