現実的な問題としては,どの銀行も認めないであろうが,技術的に合体のハードルが低そうなのが,キャッシュカードの合体ではないか。
もし,これが実現できたら,カードの枚数が確実に2〜6枚程度減る。
田舎にいると,地方銀行,信用金庫,JA,ゆうちょ,なんかが日常使う金融機関としえ考えられ,地方銀行や信用金庫は複数ある可能性もある。今は,それぞれについて,キャッシュカードを持つ必要があるので,これだけで,カードが4〜7枚程度サイフにある。これが,合体で1枚になると,非常に便利だ。
自分の口座に現在ある残高から,お金を引出せる機能だけの場合,キャッシュカード上に必要な情報は,口座の特定に関する情報等少ないはずだ。キャッシュカードには,当該金融機関から,少額の範囲で借り入れられる機能が付与されている場合もあるが,これくらいでも情報はわずかのはずである。
都会になると,各種金融機関があり,メガバンク同士のキャッシュカードの合体という問題もあるし,多様な機能がカード上に付与されており,一般的なクレジットカードとなっている場合には,クレジット特有の問題もでてくるだろう。メガバンクはメンツの問題から合体サービスを手がけることはないだろうから,メガバンクに対する弱者連合として,地銀,信用金庫,JAなどが協働して,キャッシュカードの合体サービスを考慮するということは理屈としてはありうるのではないか。
一方,事実上,キャッシュカードの合体という機能を実現する方法もありうる。ネット銀行の事業展開であるが,この点はまたの機会に。
2011年07月24日
カードの合体2
posted by mio at 15:16| Comment(0)
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