2011年09月16日

ノックイン型投資信託

ポートフォリオを組んだことで,さもリスクが低減されるような幻想を抱かせながら,実際は,よりリスクの高い商品に仕組まれた投資信託である。
ある個別の株式A銘柄がある一定の価格(ノックイン価格)を下回った場合は,不利な価格で償還される条項を含み,判断する銘柄をA銘柄だけでなく,B,C,Dというように複数用意するもの。
ノックイン条項にポートフォリオ的な対策をしても,リスク低減にはならない。かえって,株価の下降に対する耐性を弱める。このことは簡単な確率計算からも自明だが,何か複数銘柄を用意することでリスクヘッジされているような錯覚に陥る。
こういう投資商品を考えた人は,最初から,顧客を騙す意図で商品設計しているとしか思えない。
ノックインプット・エクイティリンク債とか,何とかEB債とか,勧められてませんか?ほとんど地獄への片道切符です。
posted by mio at 18:23| Comment(0) | 弁護士業務

2011年09月12日

金の買取,押しかけ買い

押し売りならぬ,押しかけ買い。
「金の製品を見せてくれ」などと自宅に押しかけ,見せると無理やり安値で買い取っていくというもの。うちにも来た。
「イベントをやっているので」とか「すぐそこに来てくれたら,プレゼントがあるから」とかいって,誘い出すパターンもある。これもうちに来た。
あと,定期的に来るのが,「遊休地にアパートを建てませんか」という某大手の業者。
勧誘お断りのステッカーも意味なし。
こういう業者は,尋ねてきたときにデジカメで写真を撮っておいたらどうだろう。
posted by mio at 09:30| Comment(0) | 弁護士業務

2011年09月10日

仕組み債被害

仕組み債といっても何のことだが,わからないかもしれない。多分,実際の営業マンも商品の本当の中身は理解していないと思われる。金融機関,それも名の通った大手の金融機関が持ちかけてくる場合が多く,企業や大学,地方公共団体まで毒牙にかかっている。
企業や大学などには,利殖目的やリスクヘッジと称して,外国証券に為替オプションを絡ませた仕組み債を勧めてくることが多いようだ。
年配のお金持ちなどには,安心・安全な投資などと言って,エクイティリンク債などという債権を勧めて来ることが多い。
どちらも怖い時限爆弾だ。どんなリスクが内包されているのか,おそらく説明されてもわからないだろうし,実際に説明に来る担当者も(繰り返しになるが,)多分理解していない。これらの商品は,巧みに設計されていて,表面上は目先の利率が良かったり,リスクが少ないように見えるが,実際は,販売者である金融機関に一方的に有利な内容になっているばかりか,購入すると,長期にわたり,購入者がとんでもないリスクを抱えることになる恐ろしい商品である。はっきりいって,全く買う必要のない投資商品だ。すでに何らかの理由で購入された方などは,こういう問題を専門的に扱っている研究会があるので,お近くの弁護士会等からそういうところへ繋いでもらった方がよいだろう。
posted by mio at 17:04| Comment(0) | 弁護士業務